免許は取ったけれど、しばらく運転する予定がない方へ|少しだけ運転しておく、という選択肢
免許は取れた。けれど、自分の車があるわけでも、通勤で使うわけでもなく、しばらく運転する予定はない。そのような方もいらっしゃると思います。
この記事は、すぐに運転を始めましょう、という記事ではありません。運転する予定がない時期に、少しだけ運転しておくという選択肢があることをご紹介します。書いているのは、現在ペーパードライバー講習を行っている、K Steering Labの講師です。
- 運転する予定がなく、運転しない時期があるのは、ふつうのことです
- K Steering Labの講師の見方では、免許を取ったばかりの時期は、教習で身につけた基本や運転の感覚が、まだ手元に残っている時期です
- 講師の実感では、一度ある程度の運転経験を積んだ方は、長いブランクがあっても感覚を取り戻しやすいと感じます(すべての方に当てはまるものではありません)
- 運転する機会は、自分で少しずつ作ることもできます。一人で走るのが不安なときは、講習という方法もあります
- 運転しない時期があっても、ふつうのこと
- 免許を取ったばかりの今、少し運転しておくという考え方
- 講師が感じる、一度運転経験を積んでいる方との違い
- 少しずつ運転する機会を作る方法
- 少し先の場面を、ひとつ思い浮かべてみる
運転しない時期があっても、ふつうのことです
免許を取ったあと、すぐに運転する機会がある方ばかりではありません。車を持っていない、電車やバスで足りている、家族の車はあるけれど自分が使う理由がない。運転する予定がないのは、自然なことです。
ただ、運転する機会がないまま、時間が過ぎていくことがあります。そのまま何年も運転しない状態が続くと、いわゆるペーパードライバーの状態になる方もいらっしゃいます。そうなると決まっているわけではありませんが、そういう可能性があることは、知っておいてよいことだと思います。
免許を取ったばかりの今、少し運転しておくという考え方
教習所では、ハンドルやブレーキの操作、安全確認の手順、交通ルールを、一つひとつ身につけていきます。K Steering Labの講師は、免許を取ったばかりの時期は、そうした基本や運転の感覚が、まだ手元に残っている時期だと見ています。これは講師の経験上の見方であり、一般的に確認された事実ではありません。
この時期に、実際の道路を、ほんの少しでも運転しておく。それが、この記事でお伝えしたい「選択肢」です。運転する予定がなくても、また、運転が不安というわけでなくても、考えてみる価値はあると思っています。
講師が感じる、「一度運転経験を積んでいる方」との違い
K Steering Labの講師は、指定自動車教習所で15年間勤務し、現在もペーパードライバー講習を行う中で、一度ある程度の運転経験を積んだ方は、長いブランクがあっても感覚を取り戻しやすいと感じています。
これは講師の経験上の実感であり、すべての方に当てはまるものではありません。
また、「ある程度」がどのくらいの運転を指すのか、決まった基準があるわけではありません。
反対に、運転しない期間が続いた方が、感覚を取り戻せないということではありません。長いブランクのあとに講習を受けて、運転を再開される方もいらっしゃいます。ここでお伝えしているのは、「運転しておかないと取り返しがつかない」という話ではなく、「少し運転しておくと、あとで感覚を取り戻しやすいと講師は感じている」という話です。
少しずつ運転する機会を作る方法
自分で少しずつ運転する
安全に運転できる環境があり、自分で少しずつ運転する機会を作れるなら、それも一つの方法です。無理のない範囲で、短い時間から始める方法もあります。
普通免許を受けていた期間が通算1年未満の方は、一定の例外を除き、普通自動車を運転する際に初心運転者標識の表示が必要です。
一人で走ることに不安がある場合
一方で、一人で走ることに不安がある、どこから練習すればよいか分からないという場合は、講習を利用する方法もあります。運転する予定が決まっていない段階でも、相談することはできます。
少し先の場面を、ひとつ思い浮かべてみる
今、決める必要はありません。半年後や1年後に、自分が運転席に座っている場面があるかどうか、なんとなく思い浮かべてみてください。
たとえば、帰省先で家族と出かける、友人と遠出をする、引っ越しや転職で車が必要になる、レンタカーを借りて出かける。思い浮かぶ場面がなければ、それでも問題ありません。
もし思い浮かぶ場面があれば、それが、少しだけ運転しておくかどうかを考えるきっかけになります。運転しない、という選択ももちろんあります。
まとめ
運転する予定がない時期があることは、ごく自然なことです。
そのうえで、免許を取ったばかりの時期に少しだけ運転しておくことは、あとで運転する必要が出てきたときの選択肢を増やす、ひとつの方法だと、K Steering Labの講師は考えています。
運転する機会を自分で作る方法もあれば、不安があるときに講習を使う方法もあります。必要だと感じたときに、ご自身に合う方を選べば十分です。
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指定自動車教習所で15年勤務/教習指導員・技能検定員
東京23区を中心に出張ペーパードライバー講習を実施。
K Steering Labは自動車教習所ではありません。出張型のペーパードライバー講習サービスです。
参考資料
- 道路交通法 第71条の5(初心運転者標識等の表示義務):e-Gov法令検索